旅行や帰省でボストンバッグに荷物を詰めて送りたい——そんなときに気になるのが、発送方法と送料です。荷物が大きくなるほど配送料金も上がるので、できればお得に送りたいところ。気になる宅配便の料金を、ヤマト運輸・宅急便と日本郵便・ゆうパックで比較してまとめました。
ちなみに「宅急便」と「宅配便」は、どちらも荷物を各地へ届ける有料の運送サービスを指しますが、「宅急便」はヤマト運輸が商標登録した言葉。他社のサービスは「宅配便」と呼びます。宅急便もゆうパックも、直営店・取扱店からの発送はもちろん、電話やインターネットでの集荷依頼に対応。提携するコンビニも多く、必要に応じて即日発送もできます。
ボストンバッグは必ず梱包してから発送する

そのまま送ると、生地に汚れや傷がついたり、雨で濡れる・中身を抜き取られるといったトラブルの恐れもあります。これを避けるためにも、梱包してから発送するのがおすすめです。
梱包といえば段ボールですが、急な発送で用意できない、自分宛に送って受け取ったあと箱が邪魔になる、ということもありますよね。そんなときは大きめのビニール袋(100円ショップで売っている半透明のゴミ袋などでOK)で手軽に梱包しましょう。

貴重品や壊れやすいものを取り出し、バッグを閉じてからビニール袋に入れ、ガムテープで口を閉じます。ボストンバッグが大きい場合は、左右から1枚ずつビニール袋をかぶせ、重なる部分をしっかりとめる2枚使いも便利。ヤマト・ゆうパックともに、カバンがそのまま入る大きめの梱包資材が窓口で手に入ることもあるので、何度か発送する予定があれば営業所・郵便局で確認しておくと安心です。
送り状は直営店・取扱店・コンビニでもらえます。受取人・差出人の住所や氏名など必要事項を記入し、品名欄には「衣類」や「生活雑貨」など、ボストンバッグの中身を明記しておきましょう。
ヤマト運輸(宅急便)でボストンバッグを送る料金

宅急便で送れるのは、縦・横・高さの3辺合計が200cm以内、重さ30kgまでの荷物です。各サイズごとに重量の上限があり、3辺合計と実重量を比べて、大きいほうのサイズ料金が適用されます。配送料金は、荷物の大きさと配送先エリアで決まる仕組みです。
一般的なボストンバッグなら、100〜160サイズに収まることがほとんど。たとえば、ボストンバッグ140サイズ(20kg以下)を「東京→大阪」へ送ると、送料は2,780円です。
東京(関東)から送る場合の料金目安
| サイズ | 関東 | 関西 | 九州 | 北海道 |
|---|---|---|---|---|
| 60 | 940円 | 1,060円 | 1,460円 | 1,460円 |
| 80 | 1,230円 | 1,350円 | 1,740円 | 1,740円 |
| 100 | 1,530円 | 1,650円 | 2,050円 | 2,050円 |
| 120 | 2,040円 | 2,170円 | 2,610円 | 2,610円 |
| 140 | 2,630円 | 2,780円 | 3,250円 | 3,250円 |
| 160 | 3,020円 | 3,160円 | 3,630円 | 3,630円 |
※現金でのお支払いの場合(2025年10月1日運用)。同じ東京都内宛なら、上記よりさらに割安な「同一都道府県内運賃」が適用されます。
キャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー・コード決済など)を使うと、現金よりも基本運賃が割安に設定されています。少しでも抑えたい方は、支払い方法もあわせてチェックしておきましょう。
日本郵便(ゆうパック)でボストンバッグを送る料金

ゆうパックで送れるのは、3辺合計が170cm以内、重さ25kgまでの荷物です。25kgを超えて30kg以下になる場合は「重量ゆうパック」という別サービスになります。配送料金は、こちらも荷物の大きさと配送先エリアで決まります。
たとえば、ボストンバッグ140サイズを「東京→大阪」へ送ると、送料は2,300円です。
東京から送る場合の料金目安(基本運賃)
| サイズ | 東京 | 関東ほか※ | 近畿 | 九州 | 北海道 |
|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 820円 | 880円 | 990円 | 1,410円 | 1,410円 |
| 80 | 1,130円 | 1,200円 | 1,310円 | 1,710円 | 1,710円 |
| 100 | 1,450円 | 1,500円 | 1,620円 | 2,020円 | 2,020円 |
| 120 | 1,770円 | 1,830円 | 1,940円 | 2,340円 | 2,340円 |
| 140 | 2,120円 | 2,170円 | 2,300円 | 2,680円 | 2,680円 |
| 160 | 2,450円 | 2,500円 | 2,610円 | 3,010円 | 3,010円 |
| 170 | 3,000円 | 3,070円 | 3,750円 | 4,140円 | 4,140円 |
※「関東ほか」は東北・関東・信越・北陸・東海エリア。
ヤマトとゆうパック、どちらが安い?
同じ「東京→大阪・140サイズ」で比べると、次のようになります。
配送業者 140サイズの送料 ヤマト運輸(宅急便) 2,780円 日本郵便(ゆうパック) 2,300円
このケースでは、ゆうパックのほうが480円ほど安く送れます。全体的に見ても、大型サイズはゆうパックがやや有利な傾向です。
ただし、これはあくまで基本運賃での比較。ヤマトはキャッシュレス決済での割引、ゆうパックは後述する各種割引があるため、使い方次第で逆転することもあります。送り先のエリアやサイズ、利用できる割引によって変わるので、実際に送る前に両社の料金を見比べてみるのがおすすめです。
お得に発送するための割引まとめ
どちらの業者も、ちょっとした工夫で送料を抑えられる割引制度を用意しています。
ヤマト運輸(宅急便)の割引

直営店・取扱店・コンビニへ直接持ち込むと、荷物1個につき100円引き。さらにクロネコメンバーズの会員が営業所に持ち込み、送り状を店頭の「ネコピット」などで発行すると、追加で50円引きになります(合計150円引き)。前述のとおり、キャッシュレス決済なら基本運賃そのものが割安です。
日本郵便(ゆうパック)の割引

郵便局や取扱所(一部コンビニ)へ直接持ち込むと、荷物1個につき120円引き。さらに、1年以内に同じあて先へ送ったことがあれば「同一あて先割引」で60円引き(前回の控えの提示が必要)、同じあて先へ2個以上まとめて送れば「複数口割引」で1個につき60円引きになります。持込割引と、これらどちらかの割引は併用できるので、最大180円引きに。
スマホ派の方には「ゆうパックスマホ割」も便利です。郵便局のアプリから送ると1個につき180円引き、受取場所を郵便局に指定すればさらに100円引き(合計280円引き)と、まとまった割引が受けられます。
コンビニから発送するときの注意点

宅急便・ゆうパックともに全国チェーンのコンビニで取り扱いがあり、24時間営業や深夜まで開いている店舗もあるため、旅先や急な発送のとき、また土・日・祝日でも手配できて便利です。
ただし、コンビニ店によって提携する運送業者が違う点には注意しましょう。大まかには、セブン-イレブンやファミリーマートはヤマト運輸(宅急便)、ローソンやミニストップ、セイコーマートは日本郵便(ゆうパック)の取り扱いです。一部、配送サービスの提携自体がない店舗もあります。いきなり荷物を持ち込む前に、対応業者を確認しておくと安心です。
まとめ|サイズと送り先で賢く選ぶ

ボストンバッグの発送は、まずしっかり梱包すること、そしてサイズと送り先に合わせて業者と割引を選ぶことがポイントです。大型サイズはゆうパックがやや有利な傾向ですが、キャッシュレス割引や持込割引まで含めると差は縮まります。送る前に両社の料金を見比べて、お得な方法を選んでいきましょう。
これから旅行や帰省用のボストンバッグを探している方は、こちらの記事も参考になります。
※本記事の料金は2026年6月時点・税込のものです。ヤマト運輸は2025年10月の運賃改定を反映しています。最新の正確な料金は各社公式サイトでご確認ください。

