メッセンジャーバッグは、今やメンズ・レディースを問わず人気の定番カバンです。自転車通勤のしやすさ、両手が空く機能性、ストリートからビジネスまで幅広く合わせられる汎用性が支持を集めています。
ただ、ブランドの数が多くて「結局どこを選べばいいか分からない」という方も多いはず。ここでは、ランキング常連の定番ブランドから、流行のブランド、新進気鋭のおすすめブランドまで、12ブランドを厳選してまとめました。
共感できる理念や挑戦してみたいスタイル、各ブランドの得意ジャンルを比べながら、最適な一品を見つけていきましょう。
メンズに人気のメッセンジャーバッグブランド12選

ストリート・ミリタリー・ビジネス・上品レザーと、メッセンジャーバッグの世界はブランドによって個性がはっきり分かれます。気になるブランドからチェックしていきましょう。
01|Manhattan Portage(マンハッタンポーテージ)

NY生まれの人気ブランド、マンハッタンポーテージ。メッセンジャーバッグの元祖といっても過言ではないブランドです。
「アウトドア用バッグを都会でも使えるデザインに」というねらいで誕生したメッセンジャーバッグ。元々はNYのメッセンジャーとイースト・ビレッジのDJに向けてデザインされたバッグが、その後一般にも受け入れられるようになりました。他のブランドよりストリート感が強めなのは、その出自によるところが大きいでしょう。
Manhattan Portage発のデザインが、今ではメッセンジャーバッグ業界における定番デザインとなっています。「メッセンジャーバッグといえばまずここ」という存在感のあるブランド。
02|Chrome(クローム)

こちらもアメリカ発のブランド、クローム。頑丈で、自転車に乗っていないときにも使えるバッグを作るために誕生しました。
ストラップベルト部分に既視感を覚えるのは、車のシートベルトバックルを応用しているため。ファブリック部分にもミリタリースペックの素材を使用していて、耐久性も抜群です。
頑丈でシンプルなクロームのバッグは、世界中のプロのメッセンジャーに愛用されている本格仕様。「タフさをいちばんに重視したい」という方にぴったりのブランドです。
03|BRIEFING(ブリーフィング)

日本でデザインされ、アメリカの軍事工場で作られるブリーフィングのバッグの数々は、繊細なデザインと強靭な耐久性を兼ね備えています。
防弾チョッキや武器ケースにも使われるナイロンや、敵に見つかりにくい金具など、ミリタリー好きにはたまらないディテールが満載。この手のブランドにありがちな「デザイン性の後回し感」がなく、むしろとてもおしゃれに仕上がっているのが特徴です。
ミリタリー好きでなくとも、ぜひ取り入れたくなる完成度の高い一品。
04|TIMBUK2(ティンバック2)

サンフランシスコのバイクメッセンジャーから広まったバッグブランドです。横に3色の配色が並んだスリーパネルデザインが代表的。
ティンバック2の魅力は、これらの素材や色を自分の好きなように組み合わせられるカスタムオーダー機能。既製品もカラフルなものが多いので、「自分だけのメッセンジャーバッグが欲しい」という方にもおすすめです。
バイク乗りから始まったブランドということもあり、耐久性も折り紙付き。
05|PORTER(吉田カバン)

定番の老舗バッグブランド、PORTERのメッセンジャーバッグは、シンプルさと機能性はもちろんのこと、大手ブランドならではのラインナップの豊富さも魅力です。
本格仕様からカジュアルで普段使いに最適なものまで、好みや用途に合わせて選択肢が豊富。日本人の生活に特化した機能性も間違いのないクオリティです。
「機能・品質・選びやすさのバランスがいいブランドを選びたい」という方にぴったり。
06|THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)

ノースフェイスのメッセンジャーバッグは四角い形状のものが多く、書類を入れることが多いビジネスマンや学生に最適です。
ショルダーバッグではストラップの長さが気になったり肩が凝ったりする方も、四角いメッセンジャーバッグなら身体にフィットした状態で物を携帯できます。アウトドアブランドということもあり耐水性にも優れていて、タブレットなどを入れる場合も安心です。
07|GREGORY(グレゴリー)

デイパックで有名なグレゴリーですが、同素材のメッセンジャーバッグも今や定番アイテムになっています。
カラーバリエーションが豊富なのが特徴で、花柄やヘリンボーンなど、珍しい柄が多いのも魅力。価格も比較的お手頃で、性別を問わず使える親しみやすい一品です。
「定番すぎないデザインを楽しみたい」という方にぴったり。
08|beruf(ベルーフ)

設計や生産をすべて国内で行っている、生粋のメイド・イン・ジャパンブランド、ベルーフ。
メッセンジャーのことを考えて作られたデザインが多い中、beruf はそこからさらに趣味・ビジネス・フィットネスにも対応できるモデルが充実しています。ビジネス用モデルは「メッセンジャーバッグ併用」とは思えない自然さで、自転車通勤の方にはまさにぴったり。
「日本製にこだわりたい」「自転車通勤を快適にしたい」という方におすすめです。
09|Uni&co(ユニアンドコー)

東京・浅草発のメッセンジャーバッグブランドです。靴職人のもとに生まれ、職業メッセンジャーを長年経験したデザイナーが生み出した、オールレザーのメッセンジャーバッグ。
そのインスピレーションは、侍たちが背負う風呂敷。特徴的な横長のフォルムと上質な一枚革は、背負うたびに持ち主に合わせて柔らかなカーブを描き、フィットしていきます。
シンプルで上質なスタイルを好む方におすすめしたい、江戸っ子メッセンジャーバッグ。
10|MICHAEL LINNELL(マイケルリンネル)

アメリカブランドが多いメッセンジャーバッグの中、マイケルリンネルは貴重なイギリス発ブランドです。
ヨーロッパブランドらしいシンプルなデザインは、モードな服装にも自然と馴染みます。特徴的なリフレクターは、デザイン性と機能性の両面で大きな役割を果たすパーツ。比較的大きめのデザインですが、ショルダーパッドが付いているので肩への負担も軽減され、快適に背負えます。
「定番アメリカブランドとは違うテイストを楽しみたい」という方に。
11|IL BISONTE(イルビゾンテ)

イタリアのレザー製品で有名なイルビゾンテのメッセンジャーバッグ。上品なレザーと、左右非対称に付けられたショルダーストラップが印象的です。
財布・スマホ・鍵など、必要最低限の荷物だけをすっきり入れたい、荷物少なめなおしゃれメンズにぴったりの一品。小さいレザーのメッセンジャーバッグをコーディネートのワンポイントにすると、おしゃれ度がぐっと上がります。
「他のメッセンジャーとは違う、大人のレザー感を出したい」という方におすすめ。
12|patagonia(パタゴニア)

アウトドアブランドの定番、パタゴニアのメッセンジャーバッグは、同ブランドの定番アウターを彷彿とさせるデザインです。
バックパックの技術を応用したフィット感のあるデザインは、アウトドアブランドならではの使いやすさが魅力。パタゴニアならではの少しくすんだ色のカラー展開も、ファンの心をくすぐるポイントです。
海にも山にも大活躍してくれる、頼れる一品。
メッセンジャーバッグ|失敗しない選び方

ここからは、ブランドを比較するうえで知っておくと役立つ選び方のポイントをまとめます。すでに気になるブランドが見つかった方は、そのまま公式サイトなどで詳細を確認してもよいでしょう。
使うシーンを明確にする
自転車通勤メインなら耐久性・防水性重視(Chrome、BRIEFING、berufなど)、ビジネスで使うならきれいめデザイン(PORTER、beruf、IL BISONTEなど)、休日のお出かけ用ならカジュアル系(Manhattan Portage、GREGORY、patagoniaなど)。シーンを明確にすると選びやすくなります。
素材で選ぶ
ナイロン系は軽量・防水・耐久性に優れ、メッセンジャーバッグの主流。レザー系は上品で経年変化を楽しめる反面、重さが出る点と雨に弱い点に注意。コットンキャンバスはカジュアル感が魅力ですが、防水加工の有無を確認しましょう。
サイズと容量
書類やノートPCを入れるならA4対応の中型以上、財布とスマホだけなら小型でも十分。マチ幅もチェックして、想定する持ち物量に合うかを確認していきましょう。
ストラップの作りで肩への負担が変わる
メッセンジャーバッグは肩に重さがかかるアイテムなので、ストラップの幅・パッドの有無は要チェック。長時間使うなら、肩当てパッド付きや幅広ストラップのモデルが疲れにくくおすすめです。
メンズに人気のメッセンジャーバッグブランド12選

ここまで紹介してきた12ブランドを一覧で比較できるようにまとめました。もう一度見比べたいときの参考になります。
No. ブランド 価格帯 素材 テイスト 01 Manhattan Portage 約1.5万〜2.5万円 コーデュラナイロン ストリート・定番 02 Chrome 約2万〜4万円 ミリタリースペック タフ・本格仕様 03 BRIEFING 約3万〜6万円 バリスティックナイロン ミリタリー・上品 04 TIMBUK2 約1.5万〜3万円 コーデュラナイロン カラフル・カスタム 05 PORTER(吉田カバン) 約2万〜5万円 高密度ナイロン 日本製・定番 06 THE NORTH FACE 約1万〜2万円 防水ナイロン アウトドア・実用 07 GREGORY 約1万〜2万円 ナイロン カラフル・親しみ 08 beruf 約2万〜4万円 防水ナイロン 日本製・自転車通勤 09 Uni&co 約5万〜10万円 オールレザー 上品・和テイスト 10 MICHAEL LINNELL 約1万〜2万円 ナイロン モード・英国 11 IL BISONTE 約3万〜5万円 レザー 上品・イタリア 12 patagonia 約1万〜2万円 リサイクル素材 アウトドア・エコ
Styling Note|メッセンジャーバッグは自分の生き方を映す一品

メッセンジャーバッグは、もともと自転車で街中を走る配達員たちが使っていた実用本位のカバンです。その出自から、機能性・耐久性・スピード感を大事にする人に愛されてきました。
ブランドによって表情はまったく違います。本格派のアメリカブランドにはタフネスが、日本ブランドには細やかさが、レザーブランドには上品さがある。どれを選ぶかは、自分が日々をどう生きたいかと地続きの選択になります。お気に入りの一品が見つかったら、それは単なるバッグではなく、自分の生き方を映す相棒のような存在になっていきます。

