父の日や誕生日等、老若男女への贈り物の選択肢としてバッグはもはや定番中の定番ですね!
ただプレゼントとしてチョイスする場合、種類が多すぎで困難を極めるジャンルでもあります。
今回は基本の、間違いない・失敗しないであろうメンズバッグを世代別に紹介していきたいと思います。
プレゼントを贈る相手に喜んでもらえるバッグを選ぶポイント
プレゼントでありがちなのは、自分の趣味を押し付けてしまうこと!
大切なのは”贈る側のおしゃれさ”ではなく”相手の笑顔”です。
おしゃれすぎてクローゼットの肥やしになってしまっては意味がありませんから、実用性を十分に考慮しましょう!
もし、『たまにはオシャレしてほしい!』という要望を相手にお持ちでしたら、いきなり冒険するのはハードルが高いと思われますのでシンプルなデザインで上質なものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
どんな種類のバッグを選ぶ?相手がどんなバッグを欲しがっているか探ろう
一口にバッグと言っても様々な形や素材があります。
また、バッグを持っていない!という人は少数派ですからすでに持っているものとカブってしまう可能性もありますね。
おしゃれなお相手の場合は既に色々なバッグを持っていると思うので、普段持っていなそうな形や定番以外の高品質なものを選んでみると喜ばれるかもしれません。
普段の会話や日常を観察して、相手が喜びそうなものを選んでみましょう!
相手のファッション、使い方に合わせた素材選び
バッグは物の運搬を担うだけでなく立派なファッションアイテムですから、相手の服装にテイストを合わせる必要がありますね。
素材については、相手になったつもりで一日脳内シミュレーションしてみましょう!
満員電車にもまれたり、自転車に乗ったり、床に置いたり、硬くて動きづらかったり、重くて肩がこったり…新たな発見があるかもしれません。
具体的には
スーツの仕事用なら黒か茶の硬いレザー
- スーツの仕事用なら黒か茶の硬いレザー
- カジュアルOKの仕事場ならナイロンや柔らかいレザー
- デート用なら硬いレザー以外なら何でも!
など、TPOに合わせて考えてみましょう。
機能性が重要。見た目も大事だが、使い勝手がよくないと使わなくなる
ここで言う機能性とは
- 軽さ
- 丈夫さ
- 汚れにくさ
- 可変性(ストラップの取り外し等)
- 物の取り出しやすさ
- 内部の仕切り
等、デザイン以外の使い勝手の部分のことです!
何を重視するかは用途にもよりますので、職業や性格に合わせて考えてみましょう。
また、意外と見逃しがちなのが内部のつくりです。
- スマホ・鍵・イヤホン等の無くなりがちな小物
- PCやタブレット等の保護が必要なもの
- 書類・本など折れ曲がって欲しくないもの
それぞれ住み分けができるととても使いやすいですね!
外見のデザインも大切ですが中身までよくチェックしてみましょう。
※どうしても外側のデザインを優先させたい場合は
バッグinバッグを別途プレゼントしても良いかもしれませんね。
誕生日、父の日、クリスマスプレゼントへ年代別おすすめバッグブランド
ここで年代別にメンズバッグのおすすめブランドをご紹介していきたいと思います。
ガチガチに年齢に縛られる必要はありませんが、
大人ならではの上質なバッグや、若さあふれる機能性バッグなど
その時ならではのオシャレを楽しんでいただければと思います。
20代
吉田カバン(ポーター)
言わずと知れた定番ブランド。
おしゃれに興味の無い方にプレゼントしてもほぼ確実に認知してもらえるのではないでしょうか。
また上級者さんの間でも飽和状態から一週回って良さが再認識されてきているブランドでもあります。
デザインもシンプルなものが多く、どんなジャンルの方に贈っても喜ばれる鉄板メーカーです。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
こちらも現在ではどこのモールにも系列ブランドが展開されているため、初心者さんにも『あのブランドか!』と喜んでもらえることでしょう。
また、ややおしゃれさんの間では逆に『マルイとかモールのブランドでしょ?』と敬遠する人もチラホラ。
しかし、2012年より創始者の菊池武夫氏がクリエイティブディレクターに返り咲き、玄人から見てもかなりアツいブランドになってきています。
とりあえずこれを見てください。1996年の映像ですよ。
タケオキクチは日本が誇るべき伝説のブランドなんです。
菊池武夫×浅野忠信×ウォン・カーアイ
DIESEL(ディーゼル)
イタリア発の有名ブランド、ディーゼル。
少々オラついたイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
近年は気鋭のデザイナーとコラボレーションを図るなど、革新を図っているブランドです。
価格帯もそこまで高くなく最新モードカジュアルを取り入れることができるので、20代にはピッタリのブランドではないでしょうか。
プレゼントでチョイスする際に気をつける点は、デザインによってはロゴが全面に押し出されている商品もあるので、ロゴが控えめでシンプルなものを選びましょう。
30代
TUMI(トゥミ)
ビジネスバッグが得意なアメリカ発のブランド、TUMI。
”トゥミ”という読み方を知らなくても、誰もがこのロゴを見たことはあるのではないでしょうか。
このブランドの売りは何といっても機能性。
しかも「ちょっと便利」程度のぬるいレベルではありません。
1つのバッグにつき少なくとも10個以上の機能が搭載されているのです!
(そんなにいらなくない?ともはや愛おしささえ感じます)
それでいてデザインはビジネスの邪魔をしないシンプルなものばかり。
一度使ったら便利さで離れなれなくなることでしょう。
COACH(コーチ)
こちらもデパートや駅ビル・モールなどの入口付近に必ずある「きちんとしたお店」なので、ファッションに詳しくない方にも喜んでもらえるのではないでしょうか。
デザインもベーシックなものが多いので、ビジネスや普段使いに多用してもらえるのではないかと思います。
プレゼントで選ぶ際の注意点としては、コーチのモノグラム物は上級者向けでデザインによってはチャラチャラしていたりおじさん臭く見られてしまう場合があるので、無地や他の柄を選んだほうが安全でしょう。
aniary(アニアリ)
素材から部品まで全て自社生産にこだわった高品質ブランド、アニアリ。
皮の加工や染色も国内で職人が行っている純国産メーカーです。
アニアリのデザインはとてもシンプルで、どんな服にも合わせやすいことが特徴です。
目立ったデザインの特徴が無いというのは実はとても難しいことで、ステッチや金具・素材にいたるまで”なじませる”技術に非常に長けているブランドだと思います。
バッグをファッションアイテムとして捉え、名脇役となることを計算して作られている商品ばかりなのでプレゼントに最適ではないでしょうか。
40代
Felisi(フェリージ)
1973年創業のイタリアの老舗ブランド、フェリージ。
ナイロンとレザーのコンビネーションバッグは、フェリージの名前を聞いたことがない人でもどこかで見た!と分かるくらいの定番・名品です。
類似商品は数あれど、元祖の絶妙なデザインのバランスはどのブランドも未だに超えることができません。
ファッション関係者から見ても、知ってるな!と思われるチョイスではないでしょうか。
BALLY(バリー)
聞きなれない方も多いかも知れませんが、1851年にスイスで生まれた伝統ある高品質ブランドです。
代表的な物としては、スイスの国旗カラー(赤×白)が縦にあしらわれたバッグが有名ではないでしょうか。
他のブランドに比べると知名度は劣りますが、良いものを知っている方にプレゼントすれば必ず喜んでもらえるブランドでしょう。
個人的には、赤白ラインの入っていないデザインの方が実はかなりおしゃれなラインナップになっているのでお勧めです。
Bottega Veneta(ボッテガ ヴェネタ)
皮を編み込んで作られた「イントレチャート」のデザインで有名なボッテガヴェネタ。
グッチの傘下にある有名高級ブランドですか、ロゴやブランド名を主張しないデザインなのでとても上品なイメージを与えます。
シンプルで若者にも良く知れ渡ったデザインなので、これを持っていればお洒落な大人のイメージを持ってもらえるのではないでしょうか。
50代
dunhill(ダンヒル)
こちらも高級デパートには必ず入っているロンドン発のブランド、ダンヒル。
サッカー日本代表のオフィシャルスーツを担当していることでも有名ですね。
世代を超えて知名度が高いだけでなく、奇をてらわないシンプルで上質なデザインはお仕事用バッグにもピッタリです。
ここで注意することは、ダンヒルのセカンドバッグは有名ですが、女性ウケは最悪なのでプレゼントには違う形がおススメです!
ARMANI(アルマーニ)
誰もが聞いたことのある高級ブランド、アルマーニですが
ここでおさらい!
①ジョルジオ アルマーニ →メインブランド
②エンポリオ アルマーニ →セカンドライン
③アルマーニ エクスチェンジ →ヤングカジュアル
という展開なので、50代の方への贈り物の場合は①か②が相応しいでしょう。
いずれもカラーリングはシンプルですが形やデザインはその年の流行を取り入れたモードなスタイルになっています。
トレンドを謳歌したバブル世代の男性へのプレゼントにも喜ばれるブランドです。
Daniel&Bob(ダニエル&ボブ)
大人の男性に向けて編集部一押しのダニエル&ボブ。
最初は一本のベルトの生産からスタートしたイタリアのブランドです。
バッグはもちろんのこと靴やソファーにいたるまで、やはりイタリアのレザー物は技術・デザイン共に世界で頭ひとつ抜きん出ています。
そしてこのブランドはラインナップを見ても大抵ハズレが無い!そして価格も10万円を切るものが多く、コストパフォーマンスについても申し分ありません。
ビジネスにもプライベートにも長く使用できるものばかりですので、大切な大人の男性へのプレゼントにチョイスしてみてはいかがでしょうか。