旅行やスポーツ用に、たくさん荷物を収納することができるボストンバッグはどんな世代にも絶大な人気を誇ります。
一概にボストンバッグといっても、同じボストンバッグと思えないほど沢山の素材、種類がありますよね。
見た目はもちろんですが、素材ごとにどんな特徴があるのかはっきりとはわからない方も多いと思います。
なので今回は、ボストンバッグの素材別にどんなメリット・デメリットがあるか解説していきます!
素材の善し悪しを知った上で自分にあったバッグを探しましょう。
軽くて丈夫なナイロン製のボストンバッグ
そもそも、ナイロンとはポリアミド合成樹脂の種類のことをいいます。
ナイロンのグレードは「デニール」という太さを表す単位で表され、数値が大きいほど、ナイロンが厚く、丈夫でグレードが高いということになります。
ナイロンは軽量で耐久性も持ち合わせた素材です。
綿とは違い、汚れても簡単に拭き取ることができるので、お手入れも簡単です。
更にナイロンに撥水加工や強度を増す加工、軽量化した素材など、様々な加工を施してボストンバッグを作っています。
デメリットとしては、あまりないのですが、強いていうなら価格が高めだということです。
高級感で人気のエナメルのボストンバッグ
ツヤ感が人気のエナメルのボストンバッグ。
エナメルのボストンバッグとしてはスポーツ用のものをよく見かけます。
元々は、革の上から光沢の加工をしたものをエナメルと読んでいたそうですが、今は素材に光沢感のある加工がされているものを全てエナメルと呼んでいるそうです。
水に濡れても汚れても拭き取ることができるのでお手入れは簡単そうに思えます。
ですが、エナメルがベタベタしてきたりすることもあります。
これは表面の樹脂コーティングが剥がれたり、傷んだりすることで起きます。
また、黄ばみや変色のトラブルが起きることもあります。
見た目はオシャレですが、意外にトラブルが多いのが難点のエナメルのボストンバッグです。
汚れに強く、手入れ不要な合皮のボストンバッグ
安く手に入れることができる合成皮革とは、元は、布に合成樹脂を塗ったものを言いました。
同じ名前で扱われている「人口皮革」はマイクロファイバーの布に合成樹脂を加工したもので、現在は2つとも特に区別することなく、「合成皮革」と呼ばれています。
メリットは何も手入れの必要がないことです。
水にも強く、汚れても簡単に拭き取ることができます。
また、軽量で、安く手に入ることも人気の理由です。
反対に、デメリットとしては、長持ちしないことです。
ひび割れて、合成樹脂がはがれてきたりすることがあります。
もって2,3年ではないでしょうか。
それを踏まえた上で、安いので見た目が悪くなったら買い換えるという風に割り切って使っている方が多いです。