エルメス(HERMÈS)は、1837年にパリで創業した世界最高峰のラグジュアリーブランドです。元々は馬具職人として始まった歴史を持ち、レザーへの妥協のない品質と職人技は、180年以上経った今も世界中のセレブを魅了し続けています。
メンズのエルメスバッグというと「ハードルが高い」と感じる方も多いかもしれませんが、実は実用性に優れたモデルも豊富。サックアデペッシュのビジネスバッグや、ガーデンパーティのトート、近年のシティバック・シティスライドなどのバックパック・ボディバッグまで、メンズが日常で使えるモデルが揃います。
ここでは、メンズに人気のエルメスバッグ8選を、モデル別の特徴とともにまとめました。一生もののラグジュアリーバッグ、きっと見つかります。
メンズに人気のエルメスバッグおすすめ8モデル
エルメスの代表的なメンズ向けモデルから、ユニセックスで使える注目モデルまでピックアップしています。気になるモデルからチェックしていきましょう。
01|Sac à dépêches(サック アデペッシュ)
エルメスを代表するメンズ向けビジネスバッグ。「dépêche(書類)の入れ物」という名前の通り、書類やノートPCを収納できる本格的なブリーフケースです。
ボックスカーフやトゴなどの上質なレザーを使用した、職人の手仕事による仕上がりが特徴。エルメスらしいシンプルで気品のあるフォルムは、エグゼクティブのビジネスシーンで圧倒的な存在感を放ちます。「エルメスの王道メンズビジネスバッグ」として40代以降のキャリア層に支持されています。
02|Haut à Courroies(オータクロワ/HAC)
エルメスの中で最も古い歴史を持つバッグのひとつで、もともとは乗馬用のサドルやブーツを運ぶための旅行カバンとして誕生しました。ケリーやバーキンの原型となったモデルでもあります。
大ぶりなフォルムと、エルメス本来の馬具工房としてのDNAを感じさせる作りが魅力。出張バッグや旅行バッグとして使える実用性と、エルメスのヘリテージを纏える特別感を両立した一品。「ヒストリーのあるエルメスを持ちたい」本物志向のメンズに。
03|Garden Party(ガーデン パーティ)
エルメスのトートバッグの中でも特に人気が高いユニセックスモデル。実用的なサイズ感と、エルメスらしい上質さを兼ね備えています。
ネゴンダレザーやトワルキャンバスなど素材展開が豊富で、価格帯はエルメスの中では比較的手に取りやすい(30万円台〜)のも魅力。「初めてのエルメス」として選ばれることも多く、ビジネス・カジュアル両用で使える汎用性が高評価。
04|Cityback(シティバック)
エルメスが近年展開している、現代的なメンズ向けバックパック。「街で使うエルメス」というコンセプトで、ハイブランドのバックパック需要に応えた人気モデルです。
エルメスらしい上質なレザーと、バックパックとしての機能性を高い次元で両立しています。シンプルなフォルムでスーツにもジャケパンにも合わせやすく、「バックパックでも上質さを譲りたくない」というモダンなメンズに人気。
05|Cityslide(シティスライド)
エルメスのボディバッグ・クロスボディシリーズ。スマホ・財布・キーケースなどの最低限の荷物を、コンパクトに持ち運べるモデルです。
タウンユースで使いやすい現代的なサイズ感で、近年のミニバッグトレンドにマッチした洗練されたフォルムが特徴。比較的手に取りやすい価格帯(40万円〜)で、「日常使いのエルメス」として人気上昇中。
06|Bolide(ボリード)
「世界初のファスナー付きバッグ」と言われる、エルメスの古典的モデル。1923年に誕生し、現在まで形を変えずに作り続けられているロングセラーです。
丸みを帯びたフォルムと、ハンドキャリー・ショルダーの2WAY仕様が特徴。レディース寄りのイメージもありますが、サイズによってはメンズも自然に使えるモデル。「クラシカルなエルメスを持ちたい」方に。
07|Plume(プリュム)
「羽(plume)」のように軽やかなフォルムが特徴のトラベルバッグ系モデル。出張・旅行用の中型サイズとして人気があります。
シンプルで上品なデザインは、男女問わず使える汎用性の高さ。トゴやエプソンなど上質なレザーで作られていて、軽量ながらエルメスらしい確かな品質を感じられる一品。
08|Picotin Lock(ピコタン ロック)
馬の餌入れをイメージして作られた、シンプルで実用的なバケツ型バッグ。レディースの定番として知られていますが、ラージサイズはメンズも自然に使えるサイズ感です。
シンプルな構造ながらエルメスのクロアトリエ職人の技が光る仕上がり。「肩肘張らずに使えるエルメス」として、カジュアル寄りのおしゃれメンズに支持されています。
エルメスバッグ|失敗しない選び方
ここからは、モデルを比較するうえで知っておくと役立つ選び方のポイントをまとめます。すでに気になるモデルが見つかった方は、そのまま公式サイトなどで詳細を確認してもよいでしょう。
モデルで選ぶ
エルメスのモデルごとに、使うシーンが大きく異なります。
- ビジネス:サック アデペッシュ、HAC(フォーマル・エグゼクティブ)
- トート系:ガーデン パーティ、ピコタン ロック(普段使い〜ビジネス兼用)
- モダン:シティバック、シティスライド(カジュアル・現代的)
- クラシック:ボリード、プリュム(古典・上品)
レザーの種類で選ぶ
エルメスはレザーの種類が非常に豊富で、それぞれ表情が違います。
- トゴ:シボ感のある柔らかいレザー、傷が目立ちにくい
- エプソン:型押しレザー、軽量で扱いやすい、ビジネス向き
- ボックスカーフ:光沢のあるフォーマルな表情、伝統的
- クレマンス:柔らかく女性的、レディース向き
- ネゴンダ:丈夫で実用的、ガーデンパーティに採用
メンズならトゴ・エプソン・ボックスカーフが定番で、傷や汚れに強く長持ちします。
色で選ぶ
エルメスはカラーバリエーションも豊富。ノワール(黒)・グリ系(グレー)・エトゥープ(ベージュ系)がメンズの定番。ゴールド・エトゥープは経年変化を楽しめる、ブルー系はビジネスシーンの差し色として人気。
入手難易度を考慮する
エルメスのバッグ、特にバーキン・ケリー・HACはブティックでの正規入手が極めて難しく、長期的な購入実績がないと購入できないことも。サックアデペッシュ・ガーデンパーティ・シティバック・ピコタンは比較的入手しやすいモデル。中古市場(リユース)も視野に入れると選択肢が広がります。
メンズに人気のエルメスバッグおすすめ8モデル
ここまで紹介してきた8モデルを一覧で比較できるようにまとめました。もう一度見比べたいときの参考になります。
No. モデル 価格帯 タイプ 特徴 01 Sac à dépêches 約100万〜200万円 ブリーフケース エグゼクティブビジネス 02 Haut à Courroies(HAC) 約150万〜400万円 トート・大型 ヘリテージ・最高峰 03 Garden Party 約30万〜50万円 トート 普段使い・万能 04 Cityback 約60万〜120万円 バックパック モダン・現代的 05 Cityslide 約40万〜80万円 クロスボディ コンパクト・日常 06 Bolide 約60万〜150万円 2WAY(ハンド・ショルダー) クラシック 07 Plume 約50万〜100万円 トラベル 軽量・上品 08 Picotin Lock 約30万〜60万円 バケツ型 カジュアル
Styling Note|エルメスは”職人技そのもの”を纏うブランド
エルメスは、ハイブランドの中でも特別な存在です。ルイ・ヴィトンやグッチのように分かりやすい「ロゴで主張するブランド」ではなく、素材の最高品質と、ひとつひとつを職人が手作業で仕上げる伝統で勝負するブランド。一目では「エルメス」と分からない控えめさの中に、揺るぎない上質さが宿っています。
最初の一品としておすすめなのは、比較的入手しやすいガーデンパーティやシティバック。エルメスを長く愛用しているうちに、次はサックアデペッシュでビジネスを格上げ、さらにキャリアの集大成としてHACへ――そんなライフタイムでの段階的な楽しみ方ができるのも、エルメスならではの世界観です。
エルメスは正しいお手入れをすれば、世代を超えて使い続けられる耐久性を持っています。お気に入りの一品が見つかったら、定期的なメンテナンスをしながら長く大切に育てていきましょう。
