トートバッグと言われると、白っぽいキャンバス地にプリント柄があしらわれているものを思い浮かべる方が多いと思います。
実際に「トート」ってどういう意味なのか?
そのルーツや語源を知っている人はほんのひと握りなのでは?
そんな身近なトートバッグの意味や語源、由来などをここでは解説していきます!
意味や由来を知ることで、今まで以上にファッションにトートバッグをコーディネートするのを楽しみましょう!
そもそもトートバッグはどういう意味?
トートバッグと聞くと、すぐにトートバッグを想像できると思います。
ですが、よく考えると「トートバッグ」とはどういう意味なのでしょうか。
キャンバス生地で持ち手が長くて肩に掛けれる・・
形を思い浮かべることができてもトートバッグの意味については考えたことがない人がほとんどではないでしょうか。
そもそも「トート」とは、どういう意味でしょうか?
「トート」とは、アメリカの俗語で英語で「tote」、「運ぶ・背負う」という意味があるのです。
和製英語ではなく本物の英語なので、そのまま外国でも通じますね。
トートバッグの由来は?
「トート」の意味がわかったところで、次は由来です。
まだ冷蔵庫に電気が使われていなかった時代、アメリカでは冷蔵庫を冷やすのに大きな氷を使用していました。
その大きな氷を運ぶために丈夫なバッグを使っていました。
これがトートバッグの由来・起源と言われています。
「運ぶ」という意味の「トート」で氷を運ぶバッグとして「トートバッグ」になりました。
そのトートバッグを広めたのが「L.L.Bean」と言われています。
さすが、トートバッグのブランドといえば「L.L.Bean」ですよね。
トートバッグの定義は?
元々は、「持ち手が2本あって、丈夫なキャンバス地で作られた四角いのバッグ」でした。
ですが、後にもっと丈夫にするために持ち手のベルトが底面まで2本縫い付けられ、底面も生地を2重にすることで、元々の用途の「氷を運ぶ」ために進化していきました。
これが現在のベーシックなデザイン、まさにL.L.BEANのトートバッグのデザインになりました。
今は、トートバッグは定義の範囲が広くなり、キャンバス地だけではなく、ナイロン生地や本革で作られたトートバッグも沢山あります。
それでも変わらないのは、荷物をたくさん収納できるバッグだということです。
持ち手が2本あり、収納力があるバッグをトートバッグというのだと思います。
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